Omotenashi Report
日本の誇れる「おもてなし精神文化」を研究・発表・開発していく新しい研究所の報告書(ブログ)!
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おもてなしTumblr
ごぶさたしております。

おもてなし活動報告がながらく滞っておりまして。。

この間にもたまったレポートがありますが、

しばらくは、
もうちょっと手軽なTumblrでフォトレポやります。

徒然なかんじですが、

どうぞよろしくです。。。

http://omotenashi.tumblr.com/





| メンバー個別レポ | 17:21 | comments(9) | trackbacks(0) |
桜の園〜【茶】最終回レポート(前編)
おもてなし研究メンバーの参加する「桜の園」

昨日は、『一の学び【茶】』の最終回でありました。

講師、佐々木宗清先生のご自宅にお招きいただき、
洗練されたお茶室でおもてなし(される側)の実践となりました。

小難しいことは抜きにして、
一期一会の感動と感謝の気持ちを大事にしたいと思う一日でした。


蛍光灯のないお部屋には、民芸品の数々が仲良く並んでいました。

イギリス、中国、韓国、日本、アフリカ、いろんな国の、
いろんな時代の骨董が、ごくふつーにその部屋にはあって、
なんだか不思議と懐かしい感じがありました。

冷や水を打った小道、手水(ちょうず)の水の音は清清しくて、

お食事は舞妓さんがお好きな日本料亭田村のお弁当。

朝とれたての枝豆がきんきんに冷えていて、
夏の心地よさを満喫。
こういうのもおもてなしだな、うん。


そして、にじりぐちからお茶室へ。

お履物を次の方がしまう流れも、
合理的なお茶の世界なんですね。

頭をくぃっと中にいれて、するするっと床の間へ。

一の床の間には「ナ云イ明日ト」と宗悦先生の書かれた?おことば。
つまり「明日からじゃなく、今から、が大事」という、
私たち若者へのエールがこめられていました。
純白のきりっとしたムクゲがさしてある竹の花いれは、
なんと!利休の孫(宗旦?)のものとか。
かなりワビがきいた逸品でありました。

わかものよ、姿勢を正せよ、まっすぐにのびよ、
というメッセージがひしひしと伝わってきたのであります。

濃茶は甘くておいしかったです。

先生がびっくりするかもとおっしゃっていたのですが、
実際には、美味しくて、びっくりしましたょ!!!

水差しに描かれたチョウチョは、
「遠くなれた大切な方への思いあるいは存在感を象徴するもの」
先生はチョウチョの模様がお好きとうかがってほっこりしました。

ちょうど手水に向かう私の前に現れた紅蜆の蝶々に、
「一期一会」のほんわかした感動をおぼえてしまいました。

すてきですねー☆

濃茶をいただくときに出てきた光悦茶碗の「不二」と名の付いたお茶碗。
上が白くて下が濃紺の二層のコントラストから「富士山」に由来するのですが、
「ふじ」というのは「不二(ふたつとない)」がもともとだそうです。
つまり二つと存在しない山=不二山。
碗の中までしっかり二層になっていてちょうど飲み終わった濃茶の跡が、
夏の富士みたいでおもしろいですね。
手に持った感じがほどよい重みと丸みがあって、
先生のお名前にも通じるかわいらしさがありました。

最後は「一期一会」の思いで、
きっちり手をついてしっかり眺めて「ありがとうよ」と碗に念を送る。w


だって今日は本当に素晴らしい出会いのたくさんつまったお茶会
なんだもの。


後編につづく>
| メンバー個別レポ | 15:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
京都視察レポート2
京都視察レポート2〜中村編(後半)

京都の和菓子「仙太郎」
おもてなし視察。


竹林のそびえる丹波工場の敷地内には、
4畳半のお茶室(工場から少し離れたところに庭園の中に造られた茅葺屋根の建物)
栗林
焼き物の釜と作業部屋
薪の山(その隣には廃材や落ち葉が集められて乾かして燃料等に使用する)

…と、サッカーゴール。

先代はサッカーがお好きなのである。
しかもポルトガル遠征まで行かれる程の実力。
60代のみなさんでチームを組んでいらっしゃる。
きっと工場の休憩時間には、従業員の方々と、
サッカーを楽しんでいらっしゃるのである。

これだけの施設が無駄無くリズミカルに整えられている。

ふと目をやると、作業部屋の隣に白馬の置物(等身大)が。
どうやら、とある施設の元持ち主が、
白馬を捨てるに惜しくなり、置いていったそうな。

そんな話しも先代が人々から慕われているところが伺える。

施設をご案内いただき、お茶室で勉強会の後、
とってもきれいな盛り付けのお弁当と一緒に、
先代との『おもてなしディスカッション』を始める。

メンバー各々、思い思いの話題を楽しむ。

先代は、丹波出身ではない。
しかし20年、この土地に工場を造り、貢献している。
京都という土地は、確かに外ものは受け付けないと聞いていた。
20年経ってもまだまだだ、と語る先代のお話はとても感慨深い。
それでも、先代の人柄を思えば、
この厳しい土地で、たった1代目にして築き上げた、
この「仙太郎」というブランド力は、ホンモノなのだと再認識できる。

おもてなし、という題材ながら、

仙太郎にとって、第一に考慮すべきは従業員であることが分かる。

工場や店頭で働くみなさんの笑顔。
笑顔の中にあるまっすぐで真剣な眼差しはとても誇り高い。

そして次にその従業員のみなさんが、
懇切丁寧にひたむきになれる「素材」に徹底する。
(つまり原材料こそ、味そのものであり、誇り、なのである)

確かに、砂糖は甘ければどれも同じだ。
むしろ、外国産の砂糖の方が安くて甘い。
しかし、仙太郎は甘さが減っても国産の砂糖を使う。
それは今流行のロハス概念ではない。
(流行る前からのことであるが)
日本のお菓子、日本のお茶のお供、日本の心を表現するに、日本の砂糖を使うのである。
卵も同じ。
食用卵を産む鶏は、それ専用のゲージに入れられて、
機械のようにポコポコ卵を産む。つまり、産むだけのために生かされている『生産機』なのである。
その姿に先代は目があてられない・・・。
それゆえ、放し飼いに元気に育っている鶏を飼育しているところに掛け合い、
そこの卵だけを使用している。
もちろん、放し飼いにはリクスが高い。故に卵は高くなる。
味も食べたら同じだ。
それでもその鶏を思えば、おやすいのだ。

丹波はもともとあずきで有名だが、
仙太郎のあずきは、これまた飛び抜けて美味しい。

その秘密は企業秘密かもしれないので、ここで活字にはしないが、
まあ、その代わりにあんこのしられざる活用法を教えましょう。

仙太郎の包み紙を御覧になった方、
仙太郎のロゴが印字されていないことに気付きましたか?

その和紙には模様が入っていますね。この外側の卵色の。
(あ、ちょっと画像お借りしますばい!)


実はその模様、小豆を煮立てた後の搾りカス、なんです。
昔は小豆のカスは肥料として家畜の餌になっていたんですが、
昨今、安い肥料が流通し、小豆のカスのいき場がなくなり、
考えられたのが、包み紙への再利用。
これによって、ゴミがなくなったわけです。
ロゴの印字が必要ない、オリジナルの紙ですから。
その紙を一目みて仙太郎、と分かります。

さてさて。

活字では伝えにくいですが、
先代は本当に常に笑顔の方なんです。

でも会話はシビアなものも多いです。

お茶をなさるのも焼き物をなさるのも、
全ては研究熱心な、かつ己に厳しい方なのだと感じます。
いくつになってもまだ答えは出ない、
出ないけれども、(焼きモノ等を)やっていると
自分と向き合えるから続けているのだ、
そうおっしゃっていました。

また、おもてなしという語には、
マイナス要因もあるということを教わりました。

一般的に、もてなすことは、
客に対する手厚いとりはからい、ですが、
それが高じてしまうと、
傲慢的な押しつけ、或は、相手のわがままを赦し放題の無法地帯と化します。

で、あるから、
研究所は、いかにして「おもてなし」が傲慢にあらず、
と提唱していけるのかが課題ともなります。

仙太郎はある意味温和で、ある意味厳しい会社です。

商品はけして流行り廃りを真に受けない。
そして、お客の無茶ブリには「ダメなものはダメ」だと言える勇気と信念。
けして頑固なわけではない、
(むしろ研究熱心で、新しいお菓子の開発は凄まじい。毎年我が家はたくさん新商品を頂く)

ただ、ひたすらに、真においしいお菓子をお届けしたいだけ。

そのひたすらな努力に、
心も舌もうなずかずにはいられません。

まずは仙太郎、召し上がってみて下さい。。。
え?宣伝じゃないですよ。w

宣伝ではないですが、
しかし、こればっかりは本当に私の舌がそう言うんですが、

京都からの帰り、
京都駅の伊勢丹で、仙太郎でお菓子をいくつか、
その他に、生八つ橋と某銘菓とされるまんじゅうを買いました。
新幹線に乗ってそうそう、食べ比べましたが、

じ、実に仙太郎の圧勝です。

これは、本当に本当。
お世辞抜きに、味や舌触りの濃密さが全然違う。

先代達の努力と愛情が詰まってる。


最後の最後まで丁寧なおもてなしをいただいて。
(帰りまでまた六法焼きいっぱいいただいちゃった。。。)

背筋の伸びる緊張した一日でした。

それと同時に、
お庭から聞こえる鳥や虫の音が、心地良かった。。。

改めて、

祖母や田中さまが自慢の、研究所になれるよう、
日々の努力と謙虚さと勉強をかかさない、

と決めたのでした。


田中さま、
本当に貴重な体験、ありがとうございました。

また、これからもよろしくお願いします☆

中村 絵奈


※写真はまた追々、UPします!!
| メンバー個別レポ | 01:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
京都視察レポート1
京都視察レポ1〜中村編(前半)

先月26日、私たちおもてなし研究所員は、
京都にある和菓子の「仙太郎」丹波工場を視察しました。



仙太郎との出逢いは、
かれこれ十数年前にさかのぼります。

茶道家の祖母がずっと愛しているお菓子が仙太郎。

その祖母へのリクエストに応えて、
先代が京都丹波にある工場見学をさせてくださったのがはじまりです。
その頃中村はまだ中学生でしたが、
たった一度お会いしただけなのに、
先代の内側からにじみでる「おもてなし」のオーラが、
十数年経ったいまでも忘れがたく、

研究所を立ち上げた当初から、
仙太郎の先代にお会いするのを計らっていました。


まずは話の前に、
東京で仙太郎のもなかをほおばるメンバー。
その本当に美味しいあんこに、
本当に感動したメンバー一同。
(本当にたくさん買い込んでしまった...)

無論、視察案は全員賛成。

そして。
研究所を立ち上げて間もない2月。

唐突に仙太郎本社にコンタクトを取り、
(しかも無礼ながらメールで)
なんと先代直々にご連絡をいただき、
丹波工場の見学を快く引き受けて下さいました。

もちろん、そう簡単なことではありません。
祖母の存在あってのことですが、

鹿児島にいる祖母に電話で相談したところ、
まず第一声に、
「若い貴女達が、日本の伝統を後世に伝えようとしてくれるなんて、
 そんな嬉しい事はない。」
と、応援してくれました。

祖母は、茶道の他、書道の先生でもあり、
私はかつて一度も祖母を「おばあちゃん」と呼んだ事はありません。
いつも「先生」と呼ぶように言われています。
ともかく厳しい祖母ですから、
褒めてもらえるなんて、正直びっくりでした。

この時、
私、祖母孝行できるのかな?と感じました。


その次の瞬間には、
「おもてなし研究所なんだから、
 先方に粗相ないよう、しっかりやらなきゃ」
と激励。

まずは、基本。

お世話になります、と一筆手紙を出すように言われました。

手紙…メールが頻繁になった昨今、
そういえば、手紙を滅多に書かなくなりました。

ということで、まずは春のご挨拶。



ん〜。字が曲がってる(汗)
書道家の孫にして、これは恥ずかしい。
いやはや、思いの丈を活字で表すのは、
本当に魂入ります。
…わざわざ写真撮ってしまいました(笑)

それから、お土産に、
毎年この季節におもてなし研究所を思い出してもらいたい、
と密かに願いを込めて季節のお花を探しました。


さて。
いよいよ仙太郎、先代田中さまにお会いする!

前夜、京都市内の旅館に泊まり、
きっちり早寝してまいりました!



そもそも。

こちらからお願いしたにも関わらず、
朝早くからお邪魔してしまうにも関わらず、
お迎えや帰りの時間、
そしてお昼にまで気を配っていただいてしまいました。

どうして、そこまでもてなしてくださるのだろう?と、
内心、心配と焦りでいっぱいでした。

でもそれが田中さま、なのです。


客人をもてなす心意気。

ただ想定の範囲内で対応するだけでなく、
こちらがびっくりする程の心配り。

まず、雨の中、笑顔で迎えてくださいました。
着いてそうそう、お話と、
なんと!お手製の器でお茶と六法焼き(※ワタシが一番好きなお菓子)をいただいて!

出だしから、涙が出そう。


緊張しっぱなしのワタシをよそに、

工場内、

畑、

焼き物の釜、(あ!こちら元気印の田中さま!)

茶室と庭
、、、、と堪能するメンバー。

一カ所一カ所、笑顔が溢れる解説をしていただきました。

ここでは活字におこせないほどの、たっぷりとした内容。
というか、秘密にしておきたい内容。
(でも少しだけお知らせすると、
 仙太郎のあんこが本当に美味しいのは、
 丹波の水が美味しい、だけじゃない!あとは秘密!)


お茶室では、お道具をお借りして、
なんと、吉沢の点前でお茶を点てさせて頂くと言う
贅沢。

私たちに事故のないよう、音の聞こえるところで、
常に気を配って下さった田中さまのお気遣い。

・・・・・一同、
その心にまたしても感動。



すっかり長時間になってしまったのですが、

お茶を点てさせていただいた後、
いよいよおもてなしディスカッションを田中さまと!

それも、とても上品なお弁当をいただきながら。

そう、ひとつひとつに、
田中さまのもてなすパワーが行き届いているのです。



レポート後半、お楽しみに!



※東京でいただける「仙太郎」!
渋谷東急のれん街にありますぞょ。
| メンバー個別レポ | 03:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
桜の園レポート
一の学び 
「茶の湯」佐々木宗清先生
2009/5/9

本ゼミ講師、山本氏曰く
「茶道はまず、美味しいお茶お菓子を楽しむこと、
 何でも初めに質の良い物を味わったり、鑑賞することによって
 その後に影響する」

そんな信念のもと
「茶の湯」の第一回が始まった。

そしていきなりお茶をいただくことに。

場所は IIDの教室で行ったため
黒板の前を床の間と見立て
お軸、花入れ、茶杓の拝見を
佐々木先生から丁寧に教わりながらおこなった。

そして、皆が楽しみにしていたお茶をいただくことに。
慣れない手つきでお菓子と、ゼミ員が点てたお茶をいただいた。
初めてお茶をいただいたゼミ員はちょっと緊張の面もちだったが
お茶と飲んだあと、なんとも言えない良い表情をしていたのが印象的だった。

まだ、茶道らしいお手前ができたとは思えないし、お茶のいただき方ばかりに
気を取られて、体の芯から楽しめたとは言えないが
茶道へ、日本文化への興味の一歩を踏み出すことがでようだ。


後半は
茶道の歴史的流れについてのお話を聞かせていただいた

茶のはじまり
として
禅の 書院のお茶 、民家の わび茶武士の茶数奇者の茶
とこれまでの茶道の歴史と先生の茶道歴を教えていただいた。
先生もおっしゃっていたが、
茶道の歴史は一生かけて勉強するものとのことだそうで
ゼミでのお話はほんの一握りだそうだが、それだけでも興味が沸いてくる内容だった。

そして最後に
数奇者の茶 と受け継がれた茶道から
これからの茶道は何が(誰が)支えるのか?
と仰られた一言がとても印象に残った。

私は おもてなし研究所 と共に
少しでも茶道と日本文化を支えていくお手伝いを
「おもてなし」の観点から切り開いていこう
とおもった。

Kohsuke

| メンバー個別レポ | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
おもてなし京都視察


京都視察いってまいりました!

京都丹波にある、
和菓子屋「仙太郎」の工場&茶室の見学。

かつては皇族の冷蔵庫として知られた「氷室」。
そのひんやりとした山の中にたたずむ工場。茶室。陶芸の釜。
栗林。餅米やあずきの畑・・・

幼少期からお菓子作り一筋の先代が語る、
日本のモノづくりの心。

それらに触れた私たち研究所員は、
日本の本来持つ豊かな感性と土地の恵みに感動し、
この自然から得ることのできる感受性を磨きたいと、
思ったのでした。


※詳細レポートとメンバーディスカッションの総括は、
後日UP致します。お楽しみに〜☆
| メンバー個別レポ | 02:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
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